カノンのフリーな生活

育児や英語、フリーランス翻訳者の日常を綴っています。

翻訳者を目指した理由

みなさん、こんにちは。

こども英語のカノンです!

 

そもそも、どうして私は翻訳者を目指すようになったのでしょうか。

少なくとも子どもたちが将来なりたい!と目指すような職業では全くありませんね(笑)。

 

いつ頃からそのように思い始めたのか、私も正確には思い出せません。

 

きっと最初は、「英語が得意な人の究極な職業の一つ」、「翻訳者」=「英語を自由に操れるようになった人」くらいにかるーく考えていたのだと思います。

 

そしてもう一つが映画の字幕との出会い。

外国語の映画を、日本人が苦なく観られるようにしてくれる素晴らしい発明品(笑)!

そもそも理解不明の内容を、たいていの日本人が理解できるようにしてくれるんですよ!すごいですよね。少し英語の学習が進むと、「セリフには字幕以上の情報がつまっている!」と別の驚きにも直面しましたが、それでも字幕翻訳者の方が練りに練って作られた字幕がすごいことには変わりません。

 

さて、振り返ってみても何か強烈に翻訳者を意識させる出来事があった!・・・わけではありません。

うすーく、でもずっと私の生活の中でなぜか、「翻訳者になりたい」という意識が生き続けていたように思います。

 

だから教員になってからもその思いは心のどこかにあって、そのきっかけを探していました。しかも、「うすーく」続いてきた気持ちだったので、「どうやったらなれるのか」「何をすべきか」、その当時はまったく知りませんでした。

 

もっと早くに「翻訳者になる」と決断していれば、翻訳者としては20代をもっと有意義に過ごせただろうなぁと思います。が、これがきっと私の通るべき道だったのでしょう。翻訳というお仕事の良いところの一つは、自分のあらゆる経験がいつかどこかで生かせるかもしれない、ということでしょうか。教員としての経験も、企業で働いた経験も、そして母親としての経験も、いつかお仕事で役に立つかもしれません。

 

 翻訳者になるという一つの夢を叶えた私ですが、夢はどんどん進化(増加?)していきます。翻訳者としては、いつか出版翻訳に携わってみたい、とか。教員・母親を経験して、もう一度子どもたちに教えるお仕事をしたい、とか。

 

翻訳者を目指して手探りで方法を探したあの時と同じように、また一歩一歩夢に向かって進みます。でも、あの頃より年齢を重ねた今は、もうちょっとスピードアップを図って取り組まねば!