カノンのフリーな生活

育児や英語、フリーランス翻訳者の日常を綴っています。

英語と音読

みなさん、こんにちは。

こども英語のカノンです!

 

みなさん、子どものころ「音読」ってしましたよね?

 

そう、国語の授業や宿題でやる、あの音読です。

 

「キャー、にがてー」とか、「大っ嫌いだった」っていう感想のほうが多いでしょうか(笑)。

 

そういう私も、宿題で結構長い物語を「毎日3回」とか、漢字のドリルも算数のプリントも宿題に出ているのに、ムキ―ってなることももちろんありました。

 

今、小学生の母親になってみると、あれって聞くほうも大変。お母さん、毎日よく聞いてくれました。。。

 

で、その音読、なんでやるんでしょうね?わざわざ声に出して、つっかえないように気を付けて読む。

 

改めて小学校の学習指導要領解説(平成29年告示)の内容を見てみると、

 

音読には,自分が理解しているかどうかを確かめる働きや自分が理解したことを表出する働きなどがある。このため,声に出して読むことは,響きやリズムを感じながら言葉のもつ意味を捉えることに役立つ。また,音読により自分が理解したことを表出することは,他の児童の理解を助けることにもつながる。

 

出典:小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 国語編 平成 29 年7月

 

 

つまり、自分が理解してないと音読って正しくできないということ。そして自分で声に出すことで言葉のリズムを感じているんですね。

 

これ、英語でも同じじゃないでしょうか??

 

私は中学生のころからずっと、英語のテスト対策は「ひたすら教科書を読むこと」でした。だって、学校のテストは基本的に習ったことがちゃんと知識として身についているかどうかを確かめるものだから。この方法で必ず100点満点!というわけにはいきません(英作文とか自由記述は別の対策が必要)が、かなりの高得点は狙えます。

 

なので、英語の勉強方法について聞かれたときは、「音読いいですよ!おすすめです!」と言ってきたのですが、たいていは怪訝な顔を見せられて、「えー」みたいな反応が返ってきます。。。

 

そして音読ですが、もちろん読解だけじゃなく会話にも役立ちます。だって、日本語の場合もそうだけど、変な発音やイントネーションだと、音読して人に聞いてもらっても、何を言っているのか周りに理解してもらえないから。

 

だから練習が必要なんです。

 

日本語を身に着けるのに効果的だから小学生は音読をする。じゃ、英語を身に着けるのにも効果的なんじゃないでしょうか?

 

もちろん、日本人が英語を後から学ぶ場合と生まれてから日本語を学ぶ場合とで、違いがあります。赤ちゃんの時からの音声の蓄積が足りない。

 

これについてはまたの機会に書きたいと思いますが、それでも英語に限らず言語を身に着けていくうえで、音読は必須!

 

聞かされるママやパパはちょっと大変かもしれませんが、すぐに実践できるので今日から取り組んでみてはいかがでしょうか。あ、発音の指摘をするときは、ぜひネイティブの発音を聞かせてあげてくださいね!英語の辞書サイトに行くと、単語を読み上げてくれる機能があります!