カノンのフリーな生活

育児や英語、フリーランス翻訳者の日常を綴っています。

私の音読方法

ondok今日は私が音読するときの方法について
書いてみます。

 

まず、「音読」なのですが、その前に
音声教材を用意します。

 

なぜ???

 

ですよね^^
それは音読する素材をまずディクテーション
するから。

ディクテーションというのは音声を聞き取って、
それを書きとっていく作業のことです。

ではなぜディクテーションするかというと、
自分の聞けない音、知らない単語が、この作業を
することで分かるからです。

 

知っている単語でも、話すときには単語同士
くっついちゃって(「リンキング」と言います)
全然違う、意味をなさない単語に聞こえて
しまうことがあります。

 

それから、そもそも知らない単語は聞き取れません。
それでもできるだけ頑張って、音だけは拾っておいて
(カタカナで書き留めておく)、後からスペルを
想像して辞書をあたると、リスニングの強化にも
なると思います。

 

それでも聞き取れないところは、前後から意味を類推して
当てはまりそうな単語(意味だけじゃなくて、聞こえた音も
考えながら)を入れて、とにかく文章を完成させます。

 

ディクテーションし終わったら(ここまででもう何度も
英文を聞くことになると思います)、いよいよ答え合わせ
です。なので、できればスクリプトもあるものを用意すると
いいと思います。

 

答え合わせが終わったら、いよいよ音読開始。

 

最初は発音を音声で確認しながら、リンキングする箇所にも
気を付けつつ、ゆっくりめで読みます。

 

発音を確認するときは、ディクテーションに使った音声素材も
もちろんですが、オンライン辞書でその単語を調べて、ついでに
発音を確認することもできます。

 

たとえば、Merriam-WebsterやOxford Learner's Dictionary
なんかでも、発音を音声で確認できます。

 

発音につまずくことなく、リンキングする箇所も
スムーズに読めるようになるまで練習したら、
徐々に音読スピードをアップ!

 

スラスラと読めるようになったら、次の素材に
移りましょう。

 

結構大変ですかね(汗)???

 

私はこの方法を、かつて通っていた某翻訳・通訳学校で
教えてもらいました。いや、あの時はスパルタでした(笑)

 

私も今では時間の取れる時にしか、ディクテーションから
の音読はしていません。

 

でも、英語中級者くらいの方には良い学習法の1つ
じゃないかと思います。

この方法であれば、「リスニング」、「ライティング」、
「スピーキング」の3つの力を一度に鍛えることができますよ。

大変だけど、やってみる価値ありです。

 

私も最近しゃべるほうはめっきり・・・
なので、またやろうかな。

 

少なくとも音読単独だけでも、もう少し時間をかけて
やりたいと思います。すぐに口の筋肉衰えますしね。

 

英語しゃべったら、すぐ口が疲れる。。。

 

では本日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。